大分の葬儀・供養における「お斎」(おとき)
今回はお葬式の場面でのお食事についてまとめます。
大分県内でも葬儀・供養におけるお食事のことを「お斎」(おとき)と言います。
まず、お通夜の後に身の近い方におもてなしするのが「通夜振る舞い」です。
弔問参列いただいたことに感謝の意を表します。
通夜振る舞いはこれまで、会葬者の予想ができにくいことから取り皿形式のオードブルや寿司盛りが一般的でした。
しかし現在、新型コロナ感染対策のため大人数での会食は敬遠されています。
そのため、お持ち帰りにも対応できる箱詰会席膳をオススメしております。
価格帯としては1,500円から2,200円ほどのものが選ばれています。
そして、葬儀の前にお出しする精進料理・お別れ膳に「おとき膳」というものがあります。
メニューは金時豆・炊き合わせ・なます・胡麻豆腐・刺身こんにゃく・ご飯・味噌汁・香の物・デザートがあります。
家族葬のファインでは1,200円から1,800円(野菜天・茶碗蒸し付)までご提供しています。
神道のご葬儀では刺身入り2,000円もご用意しております。
また、ご葬儀が終わってから火葬場で荼毘に付し、ご遺骨を持ち帰り、その日のうちに初七日法要をされる方がおられます。
そして、引き続いて「精進落とし」とよばれる会食の場が持たれます。
精進落としは「通夜から火葬収骨まで」、本来は「中陰が明けるまで」魚や肉を食べずに続けた精進の期間に区切りをつけ、普段の生活に戻ることを意味しています。
「精進」とは仏道修行するという仏教用語。
元々は努力をする意味であったものが、生物を食べないことを意味するようになったとされます。
現在は、葬儀・火葬の終わった日に、宗教者や親族に対して「葬儀の間、大変お世話になりました」という感謝と労いの意味を込めて行われることが多いです。
ちなみに、この席では喪主や遺族が末席に座るのが礼儀とされます。
おかげさまで私たちは葬儀参入前から仕出し割烹料理店として永きにわたり地域の皆様にご愛顧いただいてまいりました。
今も毎朝、板前が市場から旬の食材を仕入れて手づくりしております。
そのため、精進おとしの会席膳(先付・前菜・お吸物・お造り・台の物・油物・蒸し物・酢物・食事・留椀・デザート)は特にこだわっております。
ただ最近は通夜振る舞いと同様に会食を避けられる方が大半です。
なので、ご葬儀閉式後・大分市葬斎場での火葬終了後・繰り上げ初七日終了後・還骨法要終了後・ご自宅などで御膳をお配りされるケースが増えています。
もちろん、大分市葬斎場の待合室などでお召し上がりいただけるようご準備することもできます。
お料理に関してのご相談事もご遠慮なくフリーダイヤル(0120-45-1357)へご連絡ください。
なお、仕出し割烹「一茶」の料理は備庵・判田台会館のご葬儀のみのご提供となっております。
ファインでは大切な遺族親族・会葬者にとって非常に重要な食事の場面をお手伝いさせていただいております。
グループ内の料飲部門が直接ご提供する葬祭事業者は県内では非常に稀有な存在です。
自社調理ではなく外部の事業者から納入すると、割高になることに加え、急な数量変更など柔軟な対応ができなくなります。
他の葬儀社との提携関係はありませんので、「一茶の料理も持ち込めますよ」との案内にはご注意ください。
そういった点も含め、葬儀社をご検討の際に参考にしていただければありがたいです。
●判田台会館コールセンター
0120-45-1357
家族葬の判田台会館
大分県大分市判田台北4丁目1-3
097-597-4813
●備庵コールセンター
0120-01-8768
家族葬の備庵【牧・下郡】
大分県大分市下郡1686-2
097-547-7995
家族葬の備庵【山津】
大分県大分市山津町2丁目5-6
097-578-9494
家族葬の備庵【別府・船小路町】
大分県別府市船小路町4-6
0977-76-5618
家族葬の備庵【別府・堀田】
大分県別府市堀田7-1
0977-75-8768
家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
大分県豊後大野市三重町菅生1652-1