おおいた終活フェアの御本尊「ねんど阿弥陀さま」をご紹介します!
私たちが行う「おおいた終活フェア」は毎回、いろんなテーマで開催しています。
以前は「縁日」だったり、「文化祭」だったり新たな要素を盛り込んで、年々バージョンアップしています。(つもりです。。。)
そして今年は「和顔愛語de縁つなぎ♪」をテーマにお寺を舞台に楽しみます。
仏教には「和顔愛語(わげんあいご)」という大切な教えがあります。
「和顔」とは和やかな笑顔。
「愛語」とは、やさしい言葉。
なにげない笑顔や一言であっても、
人々の心を豊かにし、
幸せな気持ちにしてくれます。
みんなが和顔愛語で暮らすことができたなら、
より豊かな地域社会を築くことができるでしょう。
そんな願いも込めてテーマに据えました!
もしかすると、「終活でお寺って直接的だね...」とお考えの方も多いと思います。
私たちは葬祭業に従事しているので日常的に仏教の教えに触れています。
でも、「直葬」や「無宗教葬」が選ばれる時代。
ご門徒やお檀家ではない限り、お寺や僧侶を遠く感じる方もいると思います。
仏教的な教えには、日常生活を上手に過ごすコツや生きるヒントになることも沢山あります。
「宗教離れ」「寺離れ」という人もいますが、一方で、写経や寺カフェなど「仏教ブーム」が起こっていることも事実です。
かつて、お寺は娯楽・教育・福祉・地域の拠点でした。
また、最近ではお寺の側も様々な発信をしています。
平素からの法話会や法要に加えて、お供え物を生活困窮者に配ったり、子ども食堂を運営したり。
被災地支援やビハーラ僧などソーシャルアクションを起こす宗教者もいます。
葬祭業という「見えないもの」をお手伝いする私たち。
せっかくなら自らも何か発信してみたい。
今回のイベントに話を戻すと、社会福祉士リレートークが福祉プログラム「シニアの大文化祭」がエンタメ・娯楽プログラム、渡邊和己さんの展示が死生観の学びプログラムの位置付けです。
お寺ではないホルトホールという大分駅前の公共空間に、新しい宗教空間をイメージしてもらう試み。
茶番みたいですが、大マジメにやっています。
やんわりと、ふんわりとでも。
朧げながら何か一緒に感じることができたら幸いです。
このテーマは4年前の「おおいた終活ミーティング」後から準備してきました。
ある宗門校で3年間、仏教を一から勉強しました。
社会福祉士の資格も得ました。
余談ですが、日本の社会福祉の黎明期は仏教者が牽引した歴史があります。
現在、社会福祉問題・課題に対応する仏教との関係を考究し、仏教精神を主体的な契機として専門的・実践的なソーシャルワークの可能性・固有性を追求する学会もあります。仏教ソーシャルワーク(buddhist social work)は、仏教者による人間と社会(環境)との接合面に焦点を当てた専門的な介入による支援となり、その仏教ソーシャルワーク実践では、仏教的価値・倫理を基底に置いた取り組みを求め続けるとしています。
最後に。
今こそお寺や仏教的な世界観、死生観、他界観を考える良い機会だと思っています。
日本には、仏教だけでなく神道的な世界観など豊かな精神文化があります。
シニア世代の方々には懐かしかったり、「やっぱり大事だね」って感じていただけると思っています。
●判田台会館コールセンター
0120-45-1357
家族葬の判田台会館
大分県大分市判田台北4丁目1-3
097-597-4813
●備庵コールセンター
0120-01-8768
家族葬の備庵【牧・下郡】
大分県大分市下郡1686-2
097-547-7995
家族葬の備庵【山津】
大分県大分市山津町2丁目5-6
097-578-9494
家族葬の備庵【別府・船小路町】
大分県別府市船小路町4-6
0977-76-5618
家族葬の備庵【別府・堀田】
大分県別府市堀田7-1
0977-75-8768
家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
大分県豊後大野市三重町菅生1652−1