直葬が増加傾向のようですが、どんな葬儀ですか?
【ファインに寄せられたご質問】直葬が増加傾向のようですが、どんな葬儀ですか?
直葬とは、シンプルに火葬を中心としたお別れのことです。
宗教的な儀礼をせず、ご家族、ご親族だけでお花をいれてお別れをします。
日本の法律で、亡くなられてから24時間立たないと火葬ができません。
ですので、ご自宅にお帰りになられるか、私どものような安置室がある葬儀社で、まるっと一日はお過ごしいただく必要があります。
費用を抑えたい、宗教者とのお付き合いがないため宗教的な儀礼をおこなわなくてよいなど、ご家族・ご親族が少なくなっている中で、喪主様などの負担を減らしたいという要望が多くなっているため
直葬が増えていっているのではと考えています。
従来のご葬儀が頭にありますと、寂しく感じる方もおらるかと思います。
その場に立ち会いますと、ゆっくりとした時間が流れていて、故人様にお声がけをしながらお花入れをしています。
まったく寂しさを感じることなく、満足度が高いと感じ、私どもが教えていただくケースが多いです。
ただ、火葬を終えて、四十九日や一周忌などの節目の法要の時に宗教的な儀礼をされていないため、お位牌や戒名などの形のあるものが手元に残らないため、あの時、お経をあげていればよかった、お名前を付ければよかったなどの声もあり、今からでも間に合いますか?という問い合わせを受けることもあります。
ご葬儀はやりなおしがきかない儀式です。
後々、想いが残らないように、ご納得できる形であるかを考えて、選んでいただければと思います。
家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
大分県豊後大野市三重町菅生1652−1