大分市と別府市で死体検案書を作成する検案医は?
大分合同新聞朝刊に検案医に関する記事が掲載されていました。
今回は検案についてご説明いたします。
検案医は警察など捜査機関と一緒に死因などを調べる医師を言います。
事件や事故、火災や自死、孤独死といったようなお亡くなり方をされた場合に依頼され、死体検案書を作成してくださっています。
大分市と別府市でも複数の検案医がいらっしゃって、警察署によって依頼先がある程度は決まっているようです。
私たちが把握しているだけで10名近くおられます。
18日付の大分合同新聞朝刊記事にある通り、検案医はご遺体の死因や死亡推定時刻などを調べられています。
死体検案書は、病院から受け取る死亡診断書とは名称が異なりますが、死亡届と一緒に市役所に提出することなどは変わりありません。
これがないと火葬の許可申請手続きが進められません。
そこで、今回の記事は検案医の担い手不足や高齢化が深刻になっている現状に対して厚労省が対応していくという内容でした。
具体的には遺体の検案に詳しい法医学の専門家が当番で電話相談を受け付けるといったもの。
警察が取り扱うご遺体が一年間で16万体を超えるとのことで、超高齢社会という現実のものとして感じさせられる数字です。
ちなみに、作成にあたっての費用については事例によってまちまちです。
私たちの経験では15000円から60000円ほどの幅がありました。
お身体の状態によってDNA鑑定や歯型を調べたり、緊急の呼び出しなどで費用が異なるものだと理解しています。
また、老人ホームなど施設で亡くなった場合でも、日頃から関わっている訪問医がいなければ警察が検視することもあります。
私たち葬祭業に従事する者にとっては頻繁に経験することなので特別なことではありませんが、ご家族は大切な方をなくした悲しみの中、聞きなれない言葉、馴染みのない手続きばかりで戸惑われます。
そんな時はご遠慮なさらずお尋ねいただければと思います。
私たちは家族葬を中心としたシンプルなお別れを専門にお手伝いしている葬儀社なので、事件事故や火災、孤立死、自死といった検案のケースなども多く経験しております。
検視、検案を経た場合は、ほどんどのケースで警察の安置場所にお迎えに行くことになります。
大分市内であれば大分中央署・南署・東署、別府では別府中央署に安置室があります。
以前の大分合同新聞では、大分県警の検視官室が一年間に検視した数は1300件で、年間死者数の約1割に当たるとのことでした。
さらに、そのうちの4人に一人が一人暮らしのお年寄りなのだそうです。
単身世帯が増える中、検案が必要となるケースも増えることが予想されます。
地域の実情を知っている葬祭事業者だからこそお伝えできる助言もございますので、家族葬のファイン(判田台会館・備庵)にお問い合わせいただければ葬儀までの流れや手続きなど全てお答えいたします。
●判田台会館コールセンター
0120-45-1357
家族葬の判田台会館
大分県大分市判田台北4丁目1−3
097-597-4813
●備庵コールセンター
0120-01-8768
家族葬の備庵【牧・下郡】
大分県大分市下郡1686−2
097-547-7995
家族葬の備庵【山津】
大分県大分市山津町2丁目5−6
097-578-9494
家族葬の備庵【別府・船小路町】
大分県別府市船小路町4−6
0977-76-5618
家族葬の備庵【別府・堀田】
大分県別府市堀田7−1
0977-75-8768
家族葬の備庵【豊後大野・みえ】
大分県豊後大野市三重町菅生1652−1