家族葬エピソード97:「最後だと思うとなんとなく眠れなくて」
故人様は70代の奥様でした。
祭壇は奥様が大好きだった赤いお花を中心に、色とりどりの花でいっぱいです。
お棺の中にはお気に入りのお洋服もおさめられていました。
奥様がお好きだった飲み物や食べ物、小説本も用意されていたため、お棺の横に飾らせていただきました。
「お別れの時、こちらも一緒にお入れしましょうか?」
と尋ねると
「これも棺の中に入れてあげていいの?良かった」
と、とても嬉しそうでした。
少人数でのお見送りですが、とても賑やかに思い出ばなしをされ過ごされていました。
葬儀の日の朝、ご挨拶にうかがうと、イスに腰かけ少しぼんやりとされていました。
「ゆっくりやすめましたか?」
と尋ねると
「ゆっくりできました。でも、最後だと思うとなんとなく眠れなくてね...」
と。
悲しい思いの中、奥様の為に奥様の大好きだった物を、出来るだけ沢山手向けて送り出してあげたかったのだな、と、ご家族様の暖かい気持ちに私も胸が熱くなりました。
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