家族葬エピソード962：「泣いたり笑ったり...」：家族葬エピソード｜【公式】大分市・別府市・豊後大野市での家族葬・葬儀・葬式なら備庵（ビアン・びあん）・判田台会館

家族葬エピソード962：「泣いたり笑ったり...」

故人様は80代の女性の方でした。
一緒に暮らしていた二男様が喪主様で、ご兄弟も親族の方も県外から駆けつけてくださる予定です。
しかし、1時間前になっても30分前になってもどなたもおみえになりません。
不安になった喪主様が何度も電話をかけますが繋がらない...。
更に不安になりかけた時、お寺様がおみえになりました。
お寺様とはお知り合いだったようで、今後の事を相談されているうちに落ち着かれていました。
お話が終わる頃には皆さまが到着されていて、開式前の少しの時間でしたが和やかにお話されていました。

お別れの時...
朝がその様な状況だったので、時間が許す限りゆっくりとお別れをしていただきました。
故人様を囲み、お花や故人様の愛用されていたお洋服や小物をお柩に納め、泣いたり笑ったり...
和やかなお時間でございました。

出棺の時...
一旦乗車された喪主様が降りて来られたので、忘れ物かと思い駆け寄ると、
「本当にありがとうございました。お世話になりました」
と仰り、車に走って行かれました。
わざわざ伝えにきて下さった事がとても嬉しく、感謝の思いが溢れました。