家族葬エピソード932：「本当に感謝しかありません」：家族葬エピソード｜【公式】大分市・別府市・豊後大野市での家族葬・葬儀・葬式なら備庵（ビアン・びあん）・判田台会館

家族葬エピソード932：「本当に感謝しかありません」

長年、家業のお店を営まれてこられた故人様。
旦那様に先立たれてからも、お一人で頑張ってお店を支えて来られました。
お家の庭では御趣味の家庭菜園を行われ、色々な野菜を育てては、ご親族様や近所の皆様へ、
お配りされていたそうです。

式場の入り口には、たくさんの思い出のお写真が飾られていました。
どのお写真の中の故人様も、とても嬉しそうなご表情をされていました。
お式の朝、
「おばあちゃんに、おはよう言ってくる。」
と、ご親族の方が来られる度にお柩へとご挨拶に行かれました。
そのお姿に皆様が故人様をとても愛おしく思われていらっしゃるのを感じられました。

お式の最後のご挨拶で喪主様が、
「お店の事もありましたが、90代になった母が心配で、一緒に暮らし始めました。
明るく、面倒見の良い母は、長い間頑張ってくれました。
本当に感謝しかありません。」
と心からの感謝のお言葉を述べられました。

お別れのお花入れでは、皆様が色とりどりのお花で故人様を囲む様に綺麗にお花をお納めしてくださいました。
喪主様が優しい手つきでお花をお納めされるお姿がとても印象的でございました。

雲ひとつない夏空の下、ご家族様皆様が付き添われてのご出棺となりました。