家族葬エピソード878：「たくさんの方にお見送りを...」：家族葬エピソード｜【公式】大分市・別府市・豊後大野市での家族葬・葬儀・葬式なら備庵（ビアン・びあん）・判田台会館

家族葬エピソード878：「たくさんの方にお見送りを...」

昨年まで現役で理容師として、働かれていた故人様。
体調を崩され病院に行かれたときには、検査だけのつもりだったと言う事でした。
そのまま入院となり一度もご自宅に帰ることもできずお亡くなりになりました。

奥様、娘様共に家族だけでのお見送りをご希望されました。
ですが、お話をしていると、ご主人のご友人たちにも参列してほしいと...
親しかった方には連絡をすることになりました。
散髪の常連さん達は行きつけが無くなって残念ですよね、と奥様に聞くと、
「張り紙1枚で閉店します。だったから、驚いた方も多く居ると思うんよ...
でも、名簿もなにもないから仕方ないよね」
と寂しそうにおっしゃっていました。
自分事ですが、行き付けの美容師が突然居なくなることはとてもショックなことです。
常連の方達の事を思わずにはいれませんでした。

ご葬儀には、予定されていたよりも多くの方が参列をされ、たくさんの方にお見送りをしていただけました。
こんなに集まってくれるとは...と奥様も困惑されていましたが、
とても嬉しそうでお顔を見てお別れをと思い集まってくださる方達の多さに故人様のお人柄を感じられました。

ご葬儀が終わり、2週間たたれてもまだご自宅にお参りに見える方がいたとお聞きしました。
1つの事を永くやり遂げた故人様の人生は、とても充実されていただろうと感じ取れました...