家族葬エピソード759：「何万人に一人、という難病」：家族葬エピソード｜【公式】大分市・別府市・豊後大野市での家族葬・葬儀・葬式なら備庵（ビアン・びあん）・判田台会館

家族葬エピソード759：「何万人に一人、という難病」

亡くなられたご主人は、何万人に一人、という難病に苦しんでこられました。
熱血先生として、生徒達に慕われとても真っ直ぐに取り組んでこられた教師という職務。
趣味の魚釣りやゴルフ。
家族で１年に１回は大学時代を過ごされた地へ旅行に行き、人生を謳歌されていた日々。
幸せな毎日を送られていた中、突然の病魔でした。

奥様からお預かりした、お元気だった頃のお写真。
皆様笑顔でとても幸せなそうな、羨ましく思える楽しそうなひとときだと感じました。
人生、何が起こるかわからないと理解はしているものの、非情過ぎる事実を受け止めることは
故人様もご家族も大変な想いだったと、想像するだけでも心が痛みます。

お別れの際に泣き崩れる奥様...
娘様もお孫様も涙し...嗚咽をもらしていました。
ご家族を励まし支えてくれたのはご主人のご友人達でした。
言葉は出せなくても、肩をたたき　うんうんと頷き　一緒に涙されていました。

ご閉棺の時...
奥様の「ありがとう、よく頑張ったねお疲れ様...」
と...しぼり出すような声でご主人に寄り添われているお姿は胸を打たれる想いでした。

普通に、平凡に、生活ができる事のありがたさを、身にしみて感じるお別れでございました。