家族葬エピソード617：「お花の香りで、目が覚めたりしないかな...」：家族葬エピソード｜【公式】大分市・別府市・豊後大野市での家族葬・葬儀・葬式なら備庵（ビアン・びあん）・判田台会館

家族葬エピソード617：「お花の香りで、目が覚めたりしないかな...」

90代のお母様のお見送り。
儀式は行わずに、お別れのみとなりました。
お見送りされたのは、兄妹のおふたりでした。

おふたりとも、しみじみと思い出話をされ、ゆっくりとお別れしていただきました。

祭壇のお花を手向けていただきなから、
「まだこんなに入れるの？」
「お花の香りで、目が覚めたりしないかな？」
そんな会話をされながら、お別れをされておりました。
お柩に沢山のお花を手向けていただき、とても満足された様に見受けられました。
お母様の横で、ゆっくりとお顔を眺めるおふたりの姿が印象的でした。
花が大好きだったお母様...写真を撮り収められておりました。
最後に、お供えされていた一輪の花も、お顔の近くに添えられました。

「母の名前に花の名前が入っているので。」
と喜んでいただきました。

皆様で手を合わせ、ご閉棺とさせていただきました。