家族葬エピソード595:「おばあちゃんのように...」
お洒落なワンピース姿、旦那様と一緒に記念に写られたお写真、お孫様の七五三、旅行の思い出、家族写真...
メモリアルコーナーに飾らせて頂いたお写真はどれも幸せそうでご家族との繋がりの深さを感じさせるものでございました。
今回お手伝いさせて頂きましたお式の故人様は80代の女性の方でございました。
喪主様はご長男様がつとめられました。
とても意志が強く『こうだ』と決めたことは絶対に曲げず、人は人、自分は自分とマイペース。水泳や読書がご趣味だったそうでございます。
たくさんのご親族様が県外からも帰って来られ、
「おばあちゃんに...」
「おばあちゃんが...」
と、あちこちて思い出話をされながらお手紙を書かれたり、折り鶴を折られたりしておられました。
故人様の旦那様はその様子をうん、うんと頷きながら式場の祭壇写真をじっとみていらっしゃいました。
お式は粛々と進み、最後に喪主様からお礼の言葉がごさいました。
旦那様との出逢い、転勤であちらの県、こちらの街へと移り住んだ事。
体調を崩し知り合いの居ない大分にやってきた事などお話をしてくださいました。
最後に、
「母は孫の事をとても可愛がっていました。これから皆んながおばあちゃんのように、
人に優しく出来る人になってくれることを望んでいると思います。」
そのお話に、参列のお孫様は声を上げて泣かれておられました。そのお話とお孫様方の涙に私も胸の熱くなりました。
お別れの時、皆様にお花を取って頂きお声を掛けてもらいながらお柩へ納め、お手紙、折り鶴、好物だったお刺身、天ぷらも納めて頂きました。
「自分も行くからまっててな。ありがとう。」
奥様と二人で歩んで来られ、奥様の事が大好きだった旦那様のお声掛けが最後のお声掛けとなり皆様でお蓋を閉めさせて頂きました。
お孫様皆様でお柩を抱えて頂きお車にお乗せして頂きました。
最後に旦那様が言われたお言葉が余りにも愛情深く、ご夫婦の絆の深さを感じたお式でございました。
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