家族葬エピソード567：「憧れの伯母様のお見送り」：家族葬エピソード｜【公式】大分市・別府市・豊後大野市での家族葬・葬儀・葬式なら備庵（ビアン・びあん）・判田台会館

家族葬エピソード567：「憧れの伯母様のお見送り」

祭壇に飾られたお写真はキリッと髪を結い上げられ、
白いお着物を着られたお写真でとてもお綺麗で印象的な方でございました。
今回お手伝いさせて頂きましたお式の故人様は７０代の女性の方でございました。
喪主様は同じ７０代の旦那様がつとめられました。
急なお別れで皆様まだ呆然とされておられるようでした。
こ親族様に納棺師の方がいらっしゃり、綺麗にお着替えされ、お化粧されたお姿は、
眠ってらっしゃるようで『起きてください』と言えば目を覚まされるようでございました。

メモリアルコーナーには、故人様が書かれた油絵や、卓球のラケット、旅行に行かれた時に撮られたお写真を飾らせて頂きました。
旦那様とは国内、海外とたくさん旅行に行かれたそうで各地、各国で撮られたお写真はどれも笑顔で幸せそうでごさいました。

「綺麗で、みんなに優しくて、気配りの出来る素敵な伯母でした。
私の憧れだった。もう、いないんですね...。」
受付のお手伝いをされていた姪っ子様がメモリアルコーナーの写真を見ながらお話してくださいました。

たくさんのご親族様が最後のお別れに来て頂き故人様のお人柄が忍ばれました。
お別れには皆様にお花を取って頂き、お柩一杯にお別れの言葉と共に入れて頂きました。
ご愛用されておられた卓球のラケット、ユニホームもお持たせ致しました。
お名残はつきませんが、皆様涙を流されながらお柩の蓋をかけさせて頂きました。

旅立ちのお車には旦那様が愛する奥様の隣に乗りご出棺となりました。

皆様に愛された故人様の、早すぎる旅立ちにスタッフ全員で手を合わせ悲しみの中でのお見送りとなりました。