家族葬エピソード331:「いつも明るくにこやかで人あたりの良い母でした」
今回、喪主を務められたご長男様は、とても穏やかにお話をされる方でした。
「九十数年生きてきたんや、大往生よ」
とお母様の人生に誇りをもち、色々とお話を聞かせてくださいました。
お母様は結婚されてから、武道用具店をご夫婦で営まれ、用具の修理にも勤しみ皆様からとても感謝されていたと言うことでした。
「いつも明るくにこやかで人あたりの良い人だった、、」
とおっしゃる喪主様もにこやかにあ話しされてました。
施設には18年間お世話になられたようで、その間もご趣味だった手芸や裁縫を楽しまれていたと言うことで、
「手先が器用でよく動かしていたから認知症にならなかったのかも?」
とおっしゃられていました。
思い出のものとして、お写真やちりめん細工の手芸品が並び、お孫様の結婚式には、カンザシや根付を作られ、それを身に着けたお孫様とのお写真は、とても幸せそうなお顔をなさってました。
「こんなプロみたいな小物を作ってたんだ」
と皆様もとても感心されていて、喪主様もお孫様もとても嬉しそうな表情をされていました。
通夜葬儀は、近い方のみでとご希望でしたので、それまでの時間はゆっくりと流れていました。
葬儀の読経が終わり、喪主様のご挨拶となりました。
少しぐらい話そうか、、とおっしゃていた喪主様でしたが、いざ挨拶が始まると 言葉をつまらせ涙を流し
故人様に対しての感謝の気持ちと集まってくださった方へのお礼を、声を振り絞るようにのべられました。
お別れが始まると、お孫様の結婚式の写真、折り鶴をたむけられ、故人様が大好物だというおまんじゅう、リュウキュウ、と、中でも1番好きだった鮎のうるか、、お柩におさめる時に喪主様が皆様に説明されていました。
「鮎は苔を食べて生きている。この肝は苔の匂いがする、、それがとても好きだった、、」
と目を細めてお母様のお顔の近くにおさめられました。
九十数年、ご苦労さま、お疲れ様と皆様の感謝のお気持ちこめご閉柩となりました。
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