家族葬エピソード256:「甘い甘いコーヒー」
今回お手伝いさせて頂きましたお式の故人様は64歳の女性の方でございました。
「これやなって写真が無くて、このしかめっ面の写真しか無かったけんどんな風になるか気になっちょったんよ。
やけどこうやって大きくして額に入れて背景を変えると全然いいわ~。しかめっ面がいい感じにかわいくなってる」
「お花も多くてほんとうに良かった~あの子も喜んでるわぁ~ありがとう。ありがとうございます。」
ご姉妹お二人で式場に入られ、真っ直ぐ祭壇へ行かれてお花の多さ、お写真の出来上がりにとても満足いただけたようでございました。
「少し身体が不自由やったから結婚せずにずっと1人やったんやけど、真面目にちゃんと働いて自分の事は自分で賄って立派な妹やったんよ」
故人様が式場に一人ぼっちは可哀想だからとお二人で早くいらっしゃり、三人で過ごされた子供の頃のお話しを折り紙を折りながらお式が始まるまでずっと話しておられました。
「親は早くに亡くなったから、三人でずっと頑張って来たんよ。
それが妹は病気になって...絶対元気になるって思って一緒に頑張ったんよ。
でも、両親のところに行ってしまったわ。」
お茶をお持ちした時に溢れる思いをお話ししてくださいました。
お好きだった物は甘い甘いコーヒー、アイスクリーム、食事に欠かせなかったお漬け物。
旅立たれた先で美味しい食事をしていただきたく色々なお漬け物を盛り合わせお供えさせて頂きました。
とても明るく、常に前向きだった故人様はご親族様の人気者だったようで甥っ子様、姪っ子様がたくさんのお手紙を書いておられました。
お別れの時、たくさんの祭壇のお花、皆様が書かれた心のこもったお手紙、お好きだったアイスクリームとお漬け物をお柩から溢れんばかりに入れていただきながら皆様が故人様の愛称を呼ばれ感謝のお気持ちをお声掛けされておられました。
出棺の時御一緒にお車に乗られたお姉様より、
「みんなに好かれてみんなに送られていい人生やったと思う。
本当に良いお式でした。スタッフの皆さんありがとうございました。」
と、言っていただきました。
長年支え、支えられたご姉妹の絆の深さを感じたお式でございました。
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