家族葬エピソード170:「少し賑やかだったが父らしい葬儀」
式場をはじめ、ロビーの方まで沢山の花に囲まれた故人様。
2年前に奥様を亡くされて、同じ式場で、今回はご主人様のお式となりました。
主なお見送りされる方々は、喪主である、長男様、長女様。あとはご親族様方でした。
通夜葬儀共に、開式前にお参りの方にはお焼香ののち、ご散会していただくようにしておりましたが、故人様のご友人や会社関係の方々はご参列されました。
2年前の奥様の時にも、お手伝いさせていただき、ご家族様の事を覚えていました。
今回は、小さなお孫様が増えていました。
控え室から故人様を式場へと移動させてもらう際にお孫さんが「じいじは? じいじはどこに行くの?」と泣きそうな、小さな声で言っていました。
「じいじはお部屋の向こうに行くよ~」と言うと、ご親族の方に連れられて一緒に式場へと来て、お顔が見えるようにすると安心したような顔をされていました。
小さいながらにも、色々と感じることがあるのだと思いました。
お式の開式前にみえた、故人様のご友人がお参りに来られ、お焼香されてから柩の中の
故人様を見つめて、暫く傍に居ました。
後ろから見ていた私は、何か語りかけているように感じました。
その後、喪主様の所へ行き、「眼鏡はかけてないけど...かけている方がしっくりくるわ。」
と話していました。
確かに祭壇のお写真は眼鏡をかけた故人様でした。
すぐに喪主様方に伺い、最後のお別れの時まで眼鏡をかけていただいくことをご提案させてもらいました。
控え室にある、眼鏡を持って来てもらい、そのようにさせていただきました。
甘いものがお好きだった故人様に、ご親族の方より、もみじ饅頭などお供えされました。
お参りの方々で、ロビーまで座っていただくほど増えました。
喪主のご長男様も、最後にしっかりと皆様にご挨拶されておりました。
火葬後に式場に皆様、戻って来られた際に、ご長女様より「とても良いお見送りが出来ました。少し賑やかだったかもしれないけれど父らしくて良かったと思います。とても良いお式でした。ありがとうございました」
とお言葉をいただきました。
最後の最後に、このように言って頂き、私も
とてもありがたい思いでいっぱいになりました。
また改めて私も感謝の想いを感じられました。
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