家族葬エピソード149:「家に帰れるものかと信じていたのに...」
70代男性の突然の死。
元々、病気のために病院に入院しており、早朝に病院から連絡があり... 駆け付けたご家族様。
残念ながら帰らぬ人となりました。
奥様をはじめ、ご家族様も、まさかこんなに急な形でお亡くなりになるとは思っておらず、
なかなか受け入れる事が出来ませんでした。
ご自宅にて2日間、ご安置させていただきました。
納棺師により、お身体を綺麗にしていただき、お気に入りだった洋服に着せ替えてもらいました。
そのまま、式場に入ってもらい、お布団にご安置させてもらいました。
娘様が到着されてなかったので、その間、奥様と息子様と一緒に待っておりました。
その間も、奥様は、故人であるご主人様のそばに寄り添い、「お父さん!もうちょっと待ってな。」「お父さん! ありがとうな!」と話しかけていました。
遺影写真を見ながら「これは耶馬渓、青の洞窟に行った時に撮ったのやね~」と息子様と話していました。
娘様ご家族が到着され、皆様とご一緒にお柩にご納棺となりました。
そののち、式場にご安置させていただきました。
翌朝、奥様はお柩の横に椅子を置いて座り、故人様とお話されておりました。
「家に帰れるものかと信じていたのに...」と涙目になりながら私達にも話してくれました。
娘様が少し遅れて来られて、「父が好きだった食べ物を入れて欲しいのですが。」とのご要望でした。
それは、朝作ってこられた、すき焼きでした。
「お肉が食べたい、食べたいと言っていたので、家に帰ってからねって話していたんです」
早速、入れ物を移し変えて、お父様がお好きだった、すき焼きをご尊前にお供えさせていただきました。
「あと、アイスクリームも食べたいと言っていたので、用意してきました。それも最後に入れてあげたいです。」と言われていたので、最後におさめられるよう、
お別れの際の最後に準備させていただきました。
奥様はずっと「お父さん。お父さん。ありがとうね。」と感謝の想いを伝えられて、ご長男様、ご長女様も涙ながらにゆっくりとお別れされました。
大切な方を急な形で亡くし...皆様の計り知れないお悲しみ。
だけれども、皆様のお父様に対する想いを
とても感じられたお別れとなりました。
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